とても、かっこいいおじさんがいました

今日は歌の教室に高円寺まで行きました

 

そして、その帰りの電車で

 

その、おじさんは現れました

 

まず、最初に、女子高生に

 

なんだか話しかけてるおじさんがいました

 

他愛ない世間話?だったんじゃないかなぁって思いますが

 

僕は、すごいなあって思いました

 

気軽に気さくに話しかけれるってすごいことだと思うし

 

うらやましいと思うのと同時に、見習いたいなあとも思わせてくれました。

 

そして、しばらく経ち

 

事件は置きました

 

ある、おじいちゃんが

 

吐いた?みたいな、口から何か吹き出していて

 

その、おじさんが、大丈夫ですか?

 

と一言

 

おじいちゃんは反応がありません

 

おじさんは続けました

 

大丈夫ですか?

 

無言…

 

どこか具合が悪いのか

 

周囲の人の視線もおじいちゃんに向かいました

 

その内、一人から二人、三人、女子高生達も

 

心配そうに見つめていました

 

僕も、見つめるだけで、特に何か出来たわけでもありませんでした

 

そんな自分が、なんだか無力だな…とも勝手に感じていました。

 

おじさんも違う車両に行って誰か電車の人はいないか

 

確認しに行っていました

 

そんな行動を見ていて、すごいなあと

 

人のためにすごいと

 

一人、二人三人と

 

力を思いやりを合わせて探す姿

 

終点の宇都宮に近づくにつれて

 

やっと、おじいちゃんが返事をしました

 

死んでいる訳ではなかったようで、よかったです。

 

でも、降りる駅は久喜とゆっていました

 

もう、だいぶ、走り過ぎ去ってしまいました

 

これから、帰るのも大変だろうなあとも感じましたが

 

宇都宮に着いて

 

そのおじさんは最後まで

 

おじいちゃんに付いていてあげて

 

立ち上がろうとするおじいちゃんを

 

大丈夫ですかと

 

僕はジャンバーを着て、リュックをしょって

 

出ました

 

きっと、あのあとも、あのおじさんは

 

駅員さんのところまで連れて行ってあげたんだよなって

 

女子高生二人も最後まで付いていて

 

僕は、歩きながら階段を上がりながら

 

考えさせられました

 

自分は何もできなかったなあって

 

それにしても、あのおじさんは

 

ほんとにかっこよかったです

 

顔とかそういうレベルの話じゃない

 

人として、優しさや思いやり

 

そして周りの人達の動く姿に

 

優しいなあって

 

自分は僕は無力だなって、だなんて

 

そんなこともないよね

 

僕にも僕にしかできない形で誰かを助けたりはしてきたと思う。

 

自分を責めたくもなるんだけど

 

欠点ばきりでもないから

 

それは、無力というワードのショックが大きかっただけで

 

でも、あのおじさんから見習わなきゃいけないものもいっぱい知れました。

 

僕も、あのおじさんを見習いたい。

 

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